趣味

仕事の引継ぎで
タスクを書き出して
ママ店長と後続のデザイナーと
一つ一つ見ていきました。

少ない人数でたくさんの仕事をするので
各タスクはある程度のルールを設け
かなり効率化したものが多く
それらはわかりやすくてよいのですが、
中には「これは?」というタスクがあります。

それが商品企画・デザイン、
あと、コンテンツ企画・制作です。

商品の方は最終的に
売るものですから、
かけたコストに対する
効果を売上でみることができます。

一方でコンテンツは
なかなかその価値を測ることは難しくて
アクセスやフォロワー数でみると
辞めた方がいいね、というタスクに
なってしまいがちです。

けれど、このコンテンツが
その商品の裏側のストーリーをつくったり
お店のコアなファンだったりを
生み出すことがあります。

わりとそこに時間をかけてきたのですが、
水面下というか、要は定時以外の時間で
コツコツとやってきました。

この10年くらいのおはよう学級を振り返っても
もう、仕事もプライベートも境界線がないくらい
そのコンテンツづくりは、
僕の暮らしの一部になっていましたし、
それがお店の「っぽさ」を
つくるものにもなることができたと、
今のお店に対する評価やレビューをみると
感じることができてうれしいです。

ですが、これを引き継ぐのは難しく、
引継ぎ中に「これは、、」
「趣味ですよね?」という話になり、
たしかに、、と思わされてしまいました。

「市川イズム」なんて言われて
なんだかなぁって感じもあるけれど、
それはうれしいことだなと思いました。

けど、引き継いでこれからは
もっと新しいお客さんにファンになってもらうために
別のやり方が必要なわけなので、
いったん「市川イズム」はなぞるけど、
「趣味」じゃなく「仕事」で頑張ろう
という話でまとまりました。

最近、起業についての本や動画を観ていますが
起業家に向いている人は
仕事を「趣味」のようにする人だそうです。

そしてそういう人は、
起業するだけでなく、
どんな会社でも求められるから、
いろいろチャレンジした方がいい
と背中を押された気がしたので、
これからも趣味のように
仕事をしていきたいと思いました。

ただ、これから先、
これまでよりも長く
仕事をすることになります。

しかも体力も能力もあった
若いころと違い、
体力も能力も衰えていき
過去のノウハウと型と人脈に
頼らざるを得ない年齢になっていく
中でのお仕事になります。

そこを趣味のようにするためには
やっぱりちょっと視点や
ポジションを変える必要があります。

そんなことを一人で考えていたのですが、
今週から少しずつお世話になっている人の
意見も聞いてまわっています。

いろんなアドバイスをいただきますが、
中でも一番響いたのは、
「もっとやったほうがいいよ」でした。

たしかに。
まだ44歳でした。

今日も来てくれてありがとうございます。しし座のB型、オレオレイヤーの44歳が今日で終わり。最後にオレオレ強めに、昨日はギター弾きまくりました。

24/07/26