カンフー村

TVで中国のカンフー村が
特集されていました。

僕は昔中国に興味があって
日本に来ている中国人と仲良くなろうと
中国人がいる場所にいっては友達を作っていました。

その中で知り合った一人が
カンフー村出身でカンフー村の話をしてくれていて
閉じられた文化の魅力みたいなものに
二十歳のころから憧れを抱いていました。

カンフー村はその名の通り、
村の人全員がカンフーができる村なのですが、
「方言」みたいなもので、
そのコミュニティから外に出ない限りは
その独特な文化、
違いに気づけないと言っていました。

家族っていうのは、
これにすごく似ていると思っています。

「よそはよそ、うちはうち」として
育てられた僕らの時代と違って
インターネットへアクセスすれば、
箸の正しい持ち方や子供の正しい育て方を
知ることができるような時代です。

カンフー村であり続けることの難しい時代。

一つの家族をとってみたって
文化の違いの感じることができるし、
双方が歩み寄って新しい文化を作るのだと思うのですが、
離婚が多いなんていう最近のデータを見ていると、
みんなそれぞれに、譲れないカンフー村があるんだなと。

そこで、我が師匠のMJ(みうらじゅん様)は
「自分なくし」を推奨しているのだから、
ステキに思えるのです。

カンフー村の番組を観ていて、
グローバリズムとローカリズムについて考えさせられる
話しだなと思いました。

今日も来てくれてありがとうございます。甥っ子ファミリーが実家に戻り、我が家はこんなに静かだったのかと思うくらい静かです。嫁ハンも子供たちも、もう少しにぎやかな方が好きなんだろうな。もう少しにぎやかにふるまおう。

18/05/06