~高尾山に登山 その二~

 

もみじ号のケーブルカーにのって
中腹へ到着したのはほどよくお昼の時間。

車の中でおにぎりを食べたので、
お腹がすく心配はなかったのですが、
歩き出そうとしたその瞬間、
「お腹が痛くなってきた」
とPちゃん。

キタ~。

「歩けない、だっこ」
「だから嫌だっていったのに」

と、立て続けにネガティブ発言を繰り返すPちゃん。

ところがこちらは
久しぶりの登山ということもあって
なかなかのアドレナリンの放出っぷり。

ちょっとやそっとのネガティブは僕たちには通じません。
僕がタマちゃんをおんぶしているので、
嫁ハンがPちゃんの手をとって歩き始めます。

観光地化した高尾山とはいえ、
子供たちの姿を本当によく見かけます。

そう、高尾山には
こどもたちが惹きつけられる「仕掛け」が
ところどころに潜んでいます。

それに加え、緑豊かな大自然、
見晴らしのいい景色。

がん細胞に効くといわれている
ナチュラルキラー細胞を生み出すほどの力を持つ大自然に
ぶつぶつ言っているPちゃんの注意をひかせるように
叱ることなく、おだてるような感じで接していると、
いつの間にやら手を離して一人で歩きはじめました。

山頂を目指して、もくもくと歩き続けます。
途中、Pちゃんが僕の手を引っ張ってくれる一面も。

道も険しくなってきた。
もう少しで山頂だ!

あと少しというところで、
「もうだめだ~」とPちゃん。

「もう少し、がんばれ!」

お茶を飲んでラストスパート。

山頂へ到着!

「うぉ~、やったぞー!」

何だか久しぶりの登山で
タマちゃんをおんぶしていたこともあり、
腰が。。

当初懸念していた登山のマナーだなんだの話は
酸素のうすくなった僕の頭の中にはありません。

はじめはブーブー言っていたPちゃんも
予想を上回るがんばりっぷりを見せてくれたこと。
それに加え、山頂からの景色に
ただただ圧倒されている自分がいました。

習うより慣れろといいますが、
「教えるより登れ」というのが
往路の僕の中の正解になりました。

さあ、復路はどうなることやら?

(続きます)

12/10/17