「がけっぷち」という文字を
つねに目の届く位置に置きながら
「全国制覇」を口にする
あついスポーツ漫画「スラムダンク」。
僕のつとめる職場は、今まさに
そんな雰囲気。
けど、「全国制覇」なんてのは
どの高校生も口にすることができる
夢のようなお話。
「根拠」をみせろ！！
と、鬼の形相をした監督が
いるわけなのです。
「いいから黙って見てろ」と言って
自分たちはどこまで変わることができるのか。
全国制覇に向けてどこまで
「本気」になることができるのか。
全員が本気になれなきゃダメだし、
魔法がかかりやすい純粋な高校生と違って、
色眼鏡をつけた大人たちは、
どこまで本気になることができるのか。
本気と書いてバカです。
「いい年して全国制覇なんて本気かよ」
本気になればいろんな数字も
変わってくるはず。
それが根拠になるはず。
事業に評論家はいらない。
なんて、言われたけれど、
たしかに。
プレゼンで根拠を見せるなら、
本気によって変わる数字を
見せていくしかないなと思った。
僕のこれまでの生き方は
口ばかり先行していたけれど、
まわりが納得してくれたのは、
言ってることにやっていることが
ついてきたときだったから。
よく抽象的すぎると言われてきたけれど、
抽象的でないと動けないときもある。
だって、現状はとても厳しい。
根拠なんてございませんもの。
数字を出されたら、みんな滅入っちゃう。
だからこそ必要な
根拠となる「計画」をつくりなさい。
なるほど。
「左手はそえるだけ」
みたいなメニューをつくらないと。
全国制覇が口ばかりのものでないような
計画をつくらないと。
苦手だけど、市川圭の「けい」は
計画の「けい」でもあります。
がんばろう。
今日も来てくれてありがとうございます。超一流の人たちからのきっついダメ出し。たまらん。すんげーおもしろい。やってやろうじゃないの。
17/05/26