社会性がない、非常識、
とは、いったいどこの集団のことを
仰っているのでしょう?
僕の中で
世間知らずというのは
とっくに死語になっていて
相手を非としてでも押し通したい
そんな正義があるのであれば
それは然るべき時までお預けにするべきだという
角のない思考になっているのでございます。
なんていうのは理想論で
日々、自分の中の道徳感で
育児や仕事、さまざまな人間関係に
向き合っています。
世間知らずという言葉を使うのであれば
あらゆるケースの非を体験、想定して
その場その場の正義を作り上げていくのが
現代の道徳の模範解答なのでしょうか。
その辺のことはマイケル・サンデルさんのお話を聞くにして、
僕はけっこう世間知らずではない方だと思っています。
一般的な?
一方的な見方をすれば
ヒゲズラのだらしのない
無知で中途半端な30代の男ですが、
こんな容姿に至るまでに
いろんな出会いがあり、
かけがえのない経験をさせていただきました。
その一つ一つを世間というのであれば、
なかなかレンジと深さのある世間を体験し
知っています。
みんなハッピーというのは難しいかもしれませんが、
だれか一人がハッピーというのも難しいものです。
「それだったらいいんじゃない」
新境地を切り開いたような瞬間。
妥協したり、しなかったり、
それでもみんなで「いいかも」を探すこと。
僕はそれがたまらなく快感です。
毎日いろんな場面でさまざまな問題が出てくると思うのですが、
どうか一人で考えないでください。
それこそ世間知らずになってしまうのだと思います。
(続きます)
13/05/09