~大切なもの~

 

あの大震災から早半年が経ちます。

未だにあの時を思い返すような
余震を感じることもあります。

また、台風やゲリラ豪雨による
津波などの水害もまた、
多くの爪あとを残しましたし、
今もまた台風が向かってるみたいですね。。

僕のふるさと、新潟県の十日町では
今年、何度も避難勧告が出されていました。

もう、災害ってのは
いつやってきてもおかしくない。
癌などの重い病気になる確率に近いほど
僕たちの生活にごく近い距離にある存在だな
って思わされてしまいます。

災害と「ともにいきる」、
そんなライフスタイルが必要だと
僕は強く思うんです。

災害は今までともにしてきたものを
壊します。

僕の実家には中越地震以降
壁に絵を飾ったりするのをやめました。
殺風景といえばそうですが、
壊れる「もの」が減りました。

それでもとっておきたい
大切なもの
は、壊れないような措置をします。
(想定の範囲内ですけど)

我が家でもそれを踏まえ、
遅ればせながら地震対策を施しました。

もともと家には、ものをあまり置きたくない考え方の
嫁ハン。

それに対して僕は、
捨てられないのでとっておくタイプ。

我が家の「もの」の半分以上は僕のものですけど、
嫁ハンの大切なもの、
それは食器の器。

新婚旅行で沖縄で大量に買ったものもあるし、
プレゼントなどでの頂き物のものもある。

地震の時に一番心配なのは食器棚
っという女性の方は多いんじゃないでしょうか?

最近は自分で組み立てる食器棚も多いから、
耐震性に関してすごく不安なところがあると思います。

西友なんかにいけば
このような金具が売ってあるので

これをつけるだけで、
かなり効果は違うそうです。

僕なんかは、
だったら、器も災害時を考えて、
壊れてしまう陶器じゃないものにすればよいのに、、
っと考えてしまうのですが、
価値観は人それぞれ。

大切なものです。
壊れてしまっても
「金継ぎ」という手法で直すことができるらしいんですね。
こちらを参照

大切なものであれば
対策をして、壊れても直す。
もしくは、
大切なものだからこそ、持たない。
そんな選択も必要な時代になってくるのかもしれないですね。

考えてみませんか?
災害とともに生きるライフスタイル。

(続きます)

11/09/20