遺書 ~男の仕事~ こどもたちへ 普段は温厚なんだよ。 びっくりするくらい寛容なんだ。 でもね、一生に一度、 そのくらいの覚悟で動く時がある。 「男」にはね、あるんだよ。 母親とのお別れはそれにあたるんだろうな。 非常なまでな「愛」を見せるべきだと思うんだよ。 それが男にとっての「仕事」だと思うんだ。 一生に一度かもしれないその「仕事」において、 誰かが傷ついても、 手伝ってやりたいと思えるような 「愛」を大切にね。 僕は親父の背中から そんなことを感じたんだ。 父より 12/04/27