~7区 勝手に高鳴る鼓動~

 

小澤選手率いる紫チームの4区がスタートしてまもなく、
2位のオレンジチームが中継所に到着。

再び「おつかれ」のお出迎え。
幸せな空気が流れます。

「僕たち冷やかしじゃなかったんですよ~(笑)」
と、僕たちも改めて自己紹介。

次々と後続のチームの控えランナーたちが到着して、
中継所は随分と賑やかになります。

僕が、そういえば、とコンビニの裏の階段を登ると
そう、ここは海岸線。

目の前には茅ヶ崎の海が広がります。

勝手に高鳴る鼓動をおさえきれず、
思わず、「ありがとー!」って叫んじゃったんです。

なんだか楽しそうに見えたのかランナーさんたちもやってきて、
みんなそれぞれ思い思いの表現で海に向かって気持ちをぶつけてました。

そんで、記念写真を撮ろうってことに。
ランナーさんたちが並んで喜びを表現してもらいました。

みんなの息があうまで何度も撮りなおして。。(笑)
おっかしかったなぁ。。(笑)

いいなぁ、
普段どういう関係の人が集まってるのか知らないけれど
走ることを目的に集まって
こんなとんでもないことをやってのけるなんて。
そしてこんなにも笑顔が絶えず楽しいなんて。

ステキだなぁ。

いつしかシャッターを切るレンズの中に
来年の僕が映し出されていました。

来年どんな参加の仕方になるかわからないけど、またここにきます。
小澤選手、いつも夢をありがとう

みなさん、ありがとう。
この先もゴールまで気をつけて。
みなさんのただただ走る姿に勝手に心が高鳴りました。

おかげで、はじめてのロードバイクも強制的に慣れました。
僕たちは帰ります。

日が沈みかけたころ僕たちは40kmの往路を
少しずつ現実へ気持ちをシフトダウンさせながら
ペダルをこぎ始めたのでした。

(撮影:宗村亜登武)

(襷は来年に続きます)

12/01/30