一昨日所沢で話していたときに、
AIやテクノロジーが進化する中で
どんなお仕事が求められるのか、
二人とも家を買った人間なので、
どんなお仕事を続けていけるのか、
けっこう熱く話したのですが、
そのとき話ていたことを
うまく表現した言葉が
昨日たまたま見ていたテレビで
流れました。
「気配り」ができる人は
求められるし、歳を重ねた方が
その経験が活かされる と。
*
テレビ番組では、スタバで働く
81歳の女性が紹介されていて、
まず、81歳には見えない
若々しい容姿と行動にびっくり!
しかも嫁ハンがいつも大変そうにしている
横文字の商品名や、次々に登場する
新作の作り方やカスタマイズを
そんな高齢者ができるの!?
と番組をみながら思ったのですが、
スタバでは、カフェアテンダントという
ポジションを設けて、
オーダー対応以外の業務、
お掃除や席へのお客様の誘導や
会話、接客が中心で、
まさに「気配り」が求められているそうです。
しかも、その方は、50年専業主婦で
社会活動でスタバと縁があり、
そこにいたスタバの店長から
直接スカウトされたんだとか。
その方は、年寄りを冷かしているのかと
何度か断ったけど
店長の熱意にまけて
子どもたちの後押しもあり
76歳で人生初のアルバイトを
始めたそうです。
孫の年齢くらいのスタッフからも
「ちゃん」呼ばわりされて慕われて
子連れのお客さんや高齢の方からも
そのお店のマドンナ的存在として
愛されている様子に
ちょっと感動しちゃいました。
夢があるなー。
*
そんな番組を観終わったあとに、
ひっそりと更新されていた
みうらじゅんさんの
youtubeチャンネルをみると
老いをテーマにした
新しい番組がスタートしたみたいで、
「オレ、たいがいのこと知ってるぜ!」
と決め台詞風に言ってたのに痺れました。
*
しし座のB型のオレオレ人間ですが、
こう見えて、仕事においては、
わりと気配りしてくれる人だと
評価をいただけることもあります。
気配りなんて誰でもできるわい!
というかもしれませんが、
僕は正直、気配りを受けることは
あまりないです。。
気配りに値されない人間だと
思われてるのかもだけど。。
家では嫁ハンだったらこう思うだろうなー
と思うことも職場ではスルーだったり、
場面場面で気配りが足りてないと
感じることはけっこうあります。
意外に気配りを行動にする人って少ない、
それくらい、みんな
自分の身の回りのことしか
見えてないことが多く、
そこに悪気がないことも多々感じられ、
SNSやエコーチェンバーでますます
隣の人への関心が薄れる時代に
自動的になっているなと思うし、
同時に、その交通整備というか、
俯瞰的にみて気配りができる人って
求められるし価値が出てくるんだろうなと。
そしてそれって、老人の方が
向いているんじゃないかと。
そして日本には
老人がたくさんいるじゃないかと。
なんだか明るい気持ちに
なることができました。
忙しい師走が始まりましたが、
気配りができるように
そんなジジイに私はなりたい。
今日も来てくれてありがとうございます。この週末はゆっくりと過ごすことができて、ちょっと心に余裕ができました。気配りって余裕がないとできないと思う。
24/12/02