今を生きる

ロイヤルウェディング、素敵でしたね~。
ゴスペルが歌われたり、
歴史的にみると型破りな発想であるけれど、
今の時代に受け入れられる、
多様性の感じられる素敵な結婚式だと思いました。

そのニュースを見る前に
ラジオで清塚信也さんという
ピアニストの方を知りました。

小さいころから学校にきちんといけないくらい
両親とピアノの先生が導く
「コンクール優勝すれば明るい未来が待っている」を
信じてピアノに没頭していたこと、
けど、コンクールを優勝しても
友達ができるわけでもなく、
渋谷を歩いている若者に自分の音楽が
喜んでもらえるわけでなく、
仕事がたくさんあるわけでもなかったというお話。

クラシック音楽とポップスの
本来同じ音楽でありながら、ジャンルによって
偏った「違い」で歴史が作られてしまったことへの
戸惑い、今の時代に求められる自分になること。
カタチを変えるコト。

清塚さんはデモテープをもって、
CM制作会社、映画製作会社など
ひたすら営業にまわったそうです。
100社あたって1社から返事をいただけたり。

CMや映画の一部の要素として
聞こえてくる清塚さんの音楽。

今の時代はデジタルで制作のスピードは
昔に比べたら倍速です。
監督からそれぞれの作り手に
伝えられるメッセージは練り込まれたものでなく、
「ふわっとした」状態で、工数短く
ぴったりのものを提供する。

そして、観る人たちを魅了する。

そんなお仕事をしている清塚さんもまた
素敵だなと思って聴いていました。

今日は懐かしい友達が我が家に集まります。
自分の技術を活かして生計をたてている
今を生きる面々です。

楽しみです。

今日も来てくれてありがとうございます。天気予報が外れて今日は朝から気持ちいい光が部屋の中に入ってきています。

18/05/20