不便

便利な世の中になる一方で
我々中年おじさんは
どんどん不便を感じるようになる。

便利の反対の不便もあるが、
便が出ない不便でもある。

身体の衰えもあるだろうけれど、
食べる量も減るのだ。

昨晩は下赤塚で打ち合わせ。
話しが白熱して
気づいたら夕飯を食べずに
4時間も何も食わず話しをしていた。
お酒もなしでだ。

老いた不便な身体は
テクノロジーとの相性がよい。

AIは中年おじさんの
不便な問題を解決してくれる。

それなのに、中年おじさんは時に、
「不便の価値を見つめなおす」
なんて説教じみたことを
言い出したりする。

たしかに、不便だから生まれる
創意工夫はたくさんある。

というか、
クリエイティブの源泉は不便だ、
と言っても過言ではない。

恋は便利ではないから
ラブソングが生まれる。

人生の哀愁や寒さ・険しさから
演歌が生まれる。

便利な世界では
歌詞のない音楽が生まれるのかな?

便利な世界は楽だけれど、
それだけではきっとつまらない。

だからに人間は老いるのかな。
若いころだって不便を感じるでしょうに。

人間は不便に作られている。
どれだけ便利を感じても、
それが当たり前になっても、
不便は絶対に身の回りにある。

中年おじさんがとやかく言わなくても
みんな不便は感じている。

「不便ってかっこいい」
そう思ってもらえる
中年おじさんになりたいなと
下赤塚の夜に思いました。

今日も来てくれてありがとうございます。そういれば、快便した!と思える朝がそんなにないかもしれません。今度一度病院でお腹をみてもらおうかしら。

26/03/13