新しいブランディング

ピーくんが塾から帰宅すると
ちょうど映画「火垂るの墓」が始まった。

いつ見たっけ?
思い出せないけれど、
二人とも話の内容は知っているらしい。

涙もろくてダメだし、
勉強に集中しないと、と
ピーくんは始まって10分くらいで
テレビから離れました。

タマちゃんと二人で1時間ほど観たけど、
あまりに切なすぎてギブアップ。
タマちゃんも自分の部屋に行きました。

そりゃあ、お笑い芸人が番組の企画で
プロレスに出て、プロレスラーに
やられている姿を見て泣いちゃうくらい
繊細な心を持つタマちゃんには
無理だよなぁ。。

ニュースでは、
ウクライナやガザの悲惨な様子が流れ、
youtubeやSNSでも、
ショッキングな映像に簡単に
触れることができる今の子供達。

火垂るの墓は、素晴らしい作品だけど、
オールドメディアのくくりに入るのかも
なんて思いました。

「ストーリー重要」の時代は終わった

今や当たり前に利用している
「エレベーター」は50年以上かけて
友人から無人に切り替わり、
ブランドの価値を人々に信頼してもらうのは
非常に困難だった。

1億ユーザーを獲得するまでに
Netflixでは10年近く、
Twitter、Facebook、Spotifyが5年ほど、
Instagramが約3年を要したのに対して、
ChatGPTは、驚異のわずか5日だった。

会話をするように目の前で
返信をくれるChatGPTは
圧倒的なスピードで
人々の信頼を勝ち取った。

「ストーリー」から「信頼」へ
そう語るのは、世界で活躍する
クリエイティブ・ディレクターの
レイ・イナモトさん。

なるほど。
推し活という現象が
広がるのも納得。

問題を解決する手法は
真実をリアルに伝えるだけでなくなって
今ではバーチャルで無限に広がった。

戦争を語り継ぐために
火垂るの墓を子供にオススメするのは、
昭和の国会中継を見せらるのと同じくらい
そんなに重要なことではないのかも
そんなことを思いました。

その後、チャンネルを変えて、
U-NEXTを一か月だけ
無料で入会してみて、
タマちゃんは好きなアニメを探しました。

僕は以前から観たかった
「ブエノスアイレス」という
ウォン・カーウァイ監督の作品を
U-NEXTで観ました。

繊細な男性同士の愛が描かれていて
LOVE & PEACEを感じることができました。

今日も来てくれてありがとうございます。連日暑いので、今日はスペイン語の先生とプールに行ってきます。

25/08/16