やっぱりことば

いやぁ、読書感想文のために読んでいる
ボールのようなことば。 は、
やっぱり面白いです。

ことばが書いてあるんだけど、
キャッチボールをしたような
気持ちになれる。
ふしぎ。

読書感想文を書くためにも
どうしてだろう?とか考えるのですが、
もちろんことばがステキ、
というのもあるけれど、
キャッチボール感を演出しているのは、
松本大洋さんの挿絵や
一ページに余白だらけで、
一行、変化球のような
ストレートが投げ込まれるような
本の構成、装丁、一冊の本すべてから
それを感じるように思います。

それってもう、ことばじゃないんだけど、
ことばにしたい感情が生まれて、
キャッチボールしたくなるから、
文字や音になってないけれど、
ことばなんだろうなと。

昨日、お仕事で、
普段ほとんど会うことのない
スタッフ数人でオンラインMTGをしました。

久しぶりだから
たくさん話したい気持ちもあったのだけど、
ボールのようなことば。を読んでいるからか、
途中僕がことばを飲み込んだら、
みんながボールを投げてくれて
すごく心地いい
キャッチボールができた気がしました。

オンラインなのに、
ことばが飛び交っているんだけれど、
なんかそこに「想い」みたいのが
のっかってるみたいな。

ことばって、文字や音にならなくても
伝えたい気持ち、受け取りたい気持ち
それがあれば
ことばとして成立するんじゃないか
そんなことを考えながら本を読んでいます。

そして、ちょっとそれを想いながら
スペイン語を勉強しています。

学びたい、伝えたい、
想いがのっかることばは楽しいです。

ことばが自分の行動を変えてくれる。
キャッチボールしたいな。

ピー君が小さいころに
近くの公園でやったキャッチボール
楽しかったなぁ。

今日も来てくれてありがとうございます。相手の胸にめがけて投げる。これが難しいだよなぁ。

25/06/26