ピントをどこにあわせるか

同じ場所にいて
同じものをみているのに、
人によってピントをあわせる
ポイントが違う。

これだから人間って
おもしろくて
めんどうくさい。

広告のお仕事をしていると
たくさんの人が
ピントをあわせようとするところを
狙うことが大道と言われていますが、
実は一部の人だけがみている
ポイントにピントをあわせると
立ち上がりが早く、
深いものになることもあります。

マジョリティなのかマイノリティなのか、
把握して広告をつくるためには、
どんなポイントがあるのか、
ある程度下調べが必要です。

音楽だったら、どんなジャンルがあって
どういう人たちが聞いているのか
くらいの傾向は知っておきたい。

僕が今勤めている仕事は、
なかなかマジョリティを見つけるのが
難しいくらい「人それぞれ」な
カテゴリーです。

職場の同僚や友達や親に聞いてみると、
育ってきた環境はひとつ
大きな影響力があるなと思うけど、
やっぱり人それぞれだなという印象です。

こうなると、いろんなポイントにあわせた
広告が必要になるので、
今更ですが、たくさんの人に
聞いて回っています。
AIにも聞いてます。

僕が最初にいただいたカメラのレンズは
単焦点のレンズだったので、
ピントをあわせるのに苦戦したのを
思い出しました。

いい感じにピントがあう写真のような
クリエイティブができるように
がんばります。。

今日も来てくれてありがとうございます。「それってあなたの感想ですよね集」みたいなものをつくらないといかん!

25/05/23