替えがきかない

AIとも人間とも一緒に仕事をしていると
AIでは替えがきかないなぁ
なんて思う瞬間があります。

それくらい多くの場面で
AIは人間の替えがきくともいえるのですが
替えがきかない人間は貴重だなと思います。

そういうお仕事をしたいかというと
お仕事ではあまりそうは思いませんが、
人間としては替えがきかない
存在ありたいと思います。

ですが、前記したとおり、
なかなかそれも難しくなってきているのを
肌で感じます。

なぜなら自分は老いているからです。
技術の進化もありますが、
衰えていく自分もいるので、
替えがきかないなんてアンチエイジングは
まさにパンクスピリッツが必要です。

ですが、人間が生まれながらに
唯一、誰もが、
替えがきかない存在であることを
感じることができることがあります。

それは、親子、家族です。

親にとっては、替えのきかない
子供ですし、
子供にとっては、替えのきかない
親です。

おじいちゃんもおばあちゃんも
姪っ子も甥っ子も。

パートナーは変わるかもしれない
世の中になってきていますが、
親子の関係は替えがききません。

僕は今日の占いを毎日見ちゃうくらい
「運命」が好きです。

親子や家族は、運命だと思っています。
替えがきかない人間でありたいと願うなら、
運命だと受け入れる覚悟というか、
寛容さというか、あきらめが必要です。

あきらめたうえで、
楽しいことは無限にある。
僕はそう思って生きています。

逆に替えがきくと思っているものに対して
替えがきかない、とあきらめると
目の前の視界は別世界のようになって
尊いと思うことができます。

替えがきかないものは尊い。
老いを感じる度にそう思いますし、
成長していく子供たちを見ていると
老いの倍で尊さを感じます。

運命と思ってあきらめる。
リセットブームの僕の中で
ぐるぐるまわっている最近のテーマです。

穴をほるんじゃなくて
穴にはまるっていう選択も
替えがきかない、ってことに
なるんだと最近めっちゃ考えています。

今日も来てくれてありがとうございます。AIが登場して世の中が穴だらけに思えてきています。

24/07/03