緊張しない距離感

週末も忙しく、
散髪する時間がとれなかったので、
午前休みをいただいて
卒業式のためにスッキリすべく美容室へ。

ちょうど確定申告も
煮詰まっていたので
美容師さんにいろいろ話をしたら
少し気が楽になりました。

記載の間違いがあったとしても
ちゃんと支出を申告すれば大丈夫!
ということで、あとちょっと!!

それはさておき、
美容師さんとのいつもの世間話。
子供たちの度胸について。

小心者に見えるたまちゃんですら、
ピアノやバスケの試合で
緊張するかと聞くと
そうでもないみたい?

ピー君もそうみたいだし、
最近の若い子って
あまり緊張しないのかも?
と思うような子を多く見ます。

その話を美容師さんとしていたら
最近の子はSNSが身近にあることで
緊張をしなくなっているのかも?
と盛り上がりました。

著名人から身近な友達、友達の友達が
どんどん自分を発信している姿を
SNSを通してすぐ近くで感じているから、
自分も発信したいという欲が出て
みんなが発信者になる時代。

自信がつくっていうのもあるかもだけど
それよりもあの子がやれるんだから
自分だってやれるみたいな、
「やってみた」という
ハードルの低い経験が
緊張させない子供たちを
量産させているのかもと思いました。

実際、僕も大舞台で
大御所の人と共演するときは
緊張するけれど、
みんな友達みたいな舞台で
演奏するときは緊張した記憶があまりないです。

ハードルの低い経験って
けっこう大切だなと感じるし、
その積み重ねがけっこう今の時代
面白い個性を作るような気もしています。

ハードルの高い経験の逆引きって
それはすごい経験だろうし、
ハイセンスな技術が身につくのかもだけど
同人コミュニティみたいな中から
出てくる個性って逆に
逆引きからでは作り出せない
ユニークさがあるように思います。

だから、ってことはないけれど、
最近はやりの中学受験はできなかったけれど、
タマちゃんは手の届く距離の学校で
そこでしか育めない経験をしながら、
個性を磨き積み上げて、
中学受験組よりも面白い人生を
送っていってほしいなと思いました。

今日も来てくれてありがとうございます。確定申告っていうのもなんだか遠い存在で、いろんな動画や解説をみたけれど、そこから学ぶことよりも、身近な人たちからのリアルな声を聴いた方が、すっと入ってきて、嫌悪感がなくなる気がします。距離感って大切なのかも。

24/03/12