wonderwall

野球部だった僕は
チームスポーツなのに
自主練習ができる
「壁打ち」という技を
野球から学びました。

壁打ちで練習するんだけど、
いざ、本番では
壁打ちのときとは違う軌道で
イレギュラーなボールが返ってきて
なかなかうまくいかないことが
多かったです。

壁打ちの相手が自分だと、
投げたボールがどう返ってくるか
なんとなくイメージできますが、
自分以外の誰かが壁になると、
どんな軌道で帰ってくるか
わかりません。

そんな経験をしたら、
一人で壁打ちするときに
どうやったらイレギュラーに
対応できるかまた考えます。

そうやって壁打ちを続けていくと
壁打ちがもっと楽しくなり、
壁が自分以外の誰かになったとき、
ようは本番での楽しさを味わうことができます。

そうやって仕事もプライベートも
音楽も人付き合いも
全部壁打ちをフォーマットみたいにして
生きてきました。

自分以外の誰かが壁になってくるとき、
思うようにいかないことが
前提になっているはずなのに
思うようにいかないことに
違和感を感じてしまう相手がいます。

それは、親だったり、兄弟だったり、
夫婦だったり、子供だったり、
先生や上司、仲間、そして友達だったり。

その関係性を続けられる人、
続けたいと思える人、
いつの間にか続いていた人、
そういう存在って尊いなと。

いつしか僕はそれを
wonderwallと呼ぶようになり。

こちらのイメージする範囲での
心地よいボールが返ってくるだけでなくて
ときに厳しく、キャッチしづらいような
ボールが返ってくる、
僕の身の回りのwoderwallは
そういう人が多い気がします。

職場でKPOPに一緒にはまっていた
先輩の中年おじさんが退職することになり、
取引先や職場の仲間から
飲みに行こうとたくさん誘いを受けていて
人徳だなぁって言っていました。

いろんな人から愛されるのは
すごいなと思うけれど
僕にはそんなにたくさんの壁打ちに
対応できないなぁ。

身の回りの人達を大切に、楽しく、
飽きないようにときに厳しく、
壁打ちできるようなwoderwallになりたいです。

なんの話やねんって感じですが
今日はwoderwallを聴きに行ってきます。

楽しみ!

今日も来てくれてありがとうございました。久しぶりに徹夜してなんとか大きなお仕事を終えることができました!

23/12/02