なんでも聞かない

いろんな正義がある多様性の時代に
「そんな正義は認めません」と
突っぱねるスタンスが
ときにめんどくさく、
ときにかっこいいと感じる
役割の仕事をする人がいます。

それは経理や総務の人です。

テレワークという大変な期間の
4年くらい、勤め先の経理・総務を
担当してくれた最年長のおじさんが
今日から移動になったので、
昨日は帰り際に声をかけて
一杯だけ飲みに行ってきました。

おじさんだから、
ジェネレーションギャップも
たくさんあったでしょうし、
コロナ禍で目まぐるしく
働き方が変化する中で
経理・総務という職務は
とても大変だったと思います。

僕が職場で新しいことをするたびに
いつもお世話になっていたので
感謝の気持ちを伝えながら
いろいろお話してきました。

副業や株、資産運用などを
国が勧める時代。
ちょっと前までは
そんな暇あったら仕事せえ!
って感じだったし、
いまだに僕にはそういう感覚があるから、
いろんな価値観を持った人がいる職場で
ルールを決めて調整していくのって
とっても大変なお仕事だなって思うし、
同時に僕にはできないことなので
かっこいいなと思っています。

そんな話をしていたら、
「なんでも聞いてあげる」というのは、
一見、物事を許容しているように見えるけど
その場を一時的にしのいでいるだけで、
組織をひっぱるときは
「なんでも聞かない」スタンスは大切だと
言われて、なるほどなと思いました。

僕は完全に「なんでも聞いてしまう」
タイプなので、気を付けようと思いました。

44歳になってもまだ日々勉強です。
おじさんにはお世話になりました。

離れてしまうけど、
これからもよろしくお願いします。

今日も来てくれてありがとうございます。自分にとっていらないと思う情報はみない。いらないと思うかどうかが、今の時代けっこう大切な視点に思います。

23/10/25