思いやり

何千、いや、何万もの種類の
「オレか、オレ以外か」みたいな条件分岐を
50万レコードの中から読み解き
ある程度までは一括処理で対応しつつ、
目視で条件分岐を対応するという
とてつもない作業のお仕事を
ここ数週間続けています。

こういうのこそAIにできないものか
と、エクセルやプログラミングの
スペシャリストとあーだこーだ言いながら
この週末も対応しています。。

何万ものパターンを学習させて
条件分岐をつくることは
なかなか難しいけれど、
構造上は「オレか、オレ以外か」になるので、
きっとAIでできるんだろうなと。

一方で人間はそうはいかず、
例えば異なる意見をぶつけ合って
衝突して泣いたとしたら、その涙は、
単純に「オレか、オレ以外か」的な
条件分岐では済まないことが多いです。

涙にいたるまでの背景や前後の文脈、
いろんな要素が複雑に混ざり合って
流す涙だからです。

加えて人間には感情があるので、
涙は条件分岐の結果でるというよりも、
感情のエラーという表現の方が
しっくりきます。

そうなったときに、
条件分岐的な解決方法と同時に、
感情に寄り添うことはとても大切で、
そして、寄り添う相手によっては、
寄り添い方もまた難しいです。

そう考えると人間って
なんて複雑なんだと思わされますが、
大切にしたい、大切にしなきゃいけない人たちが
対象となると面倒くさいとは思いません。

思いやったり、愛することって、
人間だからできることだなって、
AIチャットをよくしているからなおさら
それをすごく感じます。

問題の解決方法はいくつかあるけれど、
思いやりや愛することは、
素敵なことだよって、
同じ目線になって分かりあいたいなぁ。

今日も来てくれてありがとうございます。震災後の福島でのサンボマスターの愛と平和を聞くと何度も涙が出ます。こんなに愛のこもった思いやりの詰まった演奏はすごすぎる。大切な人と一緒に観に行きたいな。

23/06/25