最後の砦

東日本大震災発生直後の
自衛隊の活動を追った映像を観ました。

地震発生後すぐに
被害が大きかった被災地の救助に
向かおうとしたところ
多賀城 駐屯地にも津波がやってきて
出動のタイミングを逃した自衛隊の
葛藤と使命感が伝わってくる映像でした。

危険な状況の中、取り残された人たちを
救助する自衛隊の姿に、
胸が熱くなりました。

番組内で「最後の砦」として
紹介された自衛隊。

どんな人が「最後の砦」の
自衛隊になるんだろう、
もしくはどうやってこの
使命感を持つことができるんだろう、
映像を観ながらそんなことを思いました。

僕も名ばかりではありますが、
家の中では細くて頼りないけど
一家の大黒柱をやらせてもらってますし、
職場では中間管理職的なポジションで
頼まれたわけでもなくリーダー的なことを
やっています。

自衛隊ほどではないですが、
僕がやらなきゃ誰がやる、と
「最後の砦」を感じるような瞬間を
少なからず経験したことがあります。

同時に、どうしてそんな
無責任な、、と思うようなことを
他人にも自分にも思うこともあります。

だからこそ、自衛隊の持つ使命感に
ちょっと衝撃を受けました。
アーティストや芸術家の方に似た
強さというか怖さみたいのも感じました。

僕は今のところ、そこまで
振り切ることができない、
弱い人間だからです。

けれど、そんな僕にも
今の社会は手を差し伸べてくれます。

インターネットは、いろんなヒントや
答えをサジェストしてくれるし、
AIは僕の手となり、
最後の砦を、人間一人が
背負わなくてもいいような
そんな世界を見せてくれます。

昨日はAIを使った提案の大きな商談があり、
いろいろ嫌な汗が出ましたが、
僕のうしろには誰もいない、けれど、
AIがいる!インターネットがある!
と少し開き直って臨むことができました。

役割分担、とはいい言葉だと思うし、
これからの時代、とても大切なキーワードに
なってくるんだと想像できます。

お仕事で家事代行サービスの
お手伝いをさせてもらっていますが、
家事代行サービスの利用者
増えてますからね。

そういえば、自衛隊みたいに
使命感を持った人が身近にいました。

嫁ハンやママさんたちです。
どんなに忙しくても
夕飯を作ってくれる嫁ハン。

最後の砦としては
カップラーメンくらいしか
スタンバイできておりません。。

今日も来てくれてありがとうございます。3月はうれしいこともあり、考えさせることもあり、まあとにかく忙しいので、花粉症を紛らわすことができます。。

23/03/11