歩み寄る

ピー君は咀嚼音が苦手です。
年ごろになってきて、
咀嚼音だけでなくて
汁や麺をすする音など、
食事中の音にすごく敏感になりました。

僕も小中学生のころだったかな、
ちょっとそういうところあったけど、
上京して社会の荒波にもまれる中で
いつしか咀嚼音は気にならなくなりました。

あれから何十年もたち、
僕がラーメンの麺をすすったときに、
目の前でピー君が嫌な顔をしました。

本人にちゃんと確認してみたところ
咀嚼音やすする音が苦手
ということだったので、
僕は以降、ピー君の前では
麺や汁をすする時に音をたてないように
注意しています。

ピー君のいないところで
ラーメンを食べた時に
豪快にすすり音をたてたときに、
やっぱりこれこれ、と思うことがあるので、
ずっと気を付けるのはなかなか
ストレスでもあることがわかります。

けど、平行線のまま
一方的に嫌な思いをさせるのは
僕もつらいので、
ピー君が社会人になり、
食事の席で音が気にならないくらい、
別の楽しさをみつけてくれる日まで
ピー君の前で僕の方が我慢しようと思いました。

似たような話で、
保育園の騒音問題のニュースを見ました。

近隣住民から保育園の騒音に対して苦情があがり
国が出てくる話にまでなっているそうです。

世の中は分断の時代といわれていますが、
歩み寄りができない状況の中から
戦争にまで発展しています。

歩み寄りの際には、悪い部分をあげると
平行線のままのケースが多いので、
良い部分、同じ部分をみつけて、
そこから歩み寄るのがいいのではないかなと
僕の個人レベルの考え方だと、そう思います。

ちなみに僕は苦手な人がいたら
まず血液型で分類したり、
その人の属性を調べて、
情報として処理します。

そうするとけっこう感情的にならずに
データの分類の中から解決方法が
導かれることをこの数年で学びました。

人類は情報やAIにコントロールされた方が
よい未来が待っているのかもしれないですね。

今日も来てくれてありがとうございます。東京に雨がふらない。。乾燥して肌がやばいです。

23/01/11