漫才師

お笑い芸人の中川家さんが好きなので
漫才は好きですが、「M-1グランプリ」は
あまり見ずに育ってきました。

「笑わせる側」と「笑う側」
シンプルなこの構図であればいいのですが
「笑わせる側」と「評論する側」になると
なんだかこじれて嫌だからです。

音楽をやっていたときも
「演者」と「お客」という関係がありました。

演じる側の人たちは
みなもともとはお客さんでした。

あのミュージシャンが好きだ、
あのライブが好きだ、
演奏する側になってもずっと
「お客さんマインド」を
持っている人が多かったです。

人工知能やテクノロジーの発達により、
社会保障制度が整ってきたときに
人は「働く人」と「働かない人」に
分かれるといわれています。

そんな時代がきたら多くの人は
働かない人になるでしょうけれど、
僕はきっと働く人になると思います。

このサイトの初期の頃のように、
無職の時ほど忙しく
いろいろと面白いことを探し
つくっていましたから。

笑わせる側も音楽を演じる側も
仕事をする人も、だからエライ、
とかいう話しではありません。

笑う側、聴く側、仕事をしない人を
攻めるわけでもありません。

近い将来、AI将棋士みたいに
AI漫才師も登場して、
人間よりも人間らしいお笑いを
見せてくれるかもしれないですが、
それでもお笑いを続ける、
音楽を続ける、仕事を続けて
いたいなと思うし、
僕が憧れる人はみんな
ずっと現役の人が多いです。

成功した人は褒められていますが、
成功していない人は
「バカみたいなことやって」とか
言われていますが、
それでも続けているような
そんな漫才師が僕は好きです。

今日も来てくれてありがとうございます。昨日は日銀のニュースでざわざわしてたみたいですが、僕は遅くまで仕事してました。よく調べたらニュースの煽り方もすごいなと思いましたし、利上げとかは生活に重要な話題なのでちゃんとアンテナはたてたいけれど、それに翻弄される人生は嫌だなと感じたのでした。

22/12/21