2018年にハマり出した落合陽一さん。
早口で高度なことばかりいうけど、
すごくオルタナティブな人だと思い、
何度も動画を見て再生回数をあげて
本を何度も借りて読んでググってを繰り返し
必死で会話についていこうとしていたら
2018年に書かれた「デジタルネイチャー」
という本が今すごく体感できる世の中になり
彼の言葉と合点することが多くなりました。
実存上は死なない。
自分以外の人はみな死なない。
環世界でのみ死が存在する。
ボットやバーチャル空間に片足どころか
自分の身の回りはすべてデジタル化される中で
老いについて向き合うようになった僕は
先週末図書館で再度、デジタルネイチャーを
借りてきて読んでいます。
そんな中、自分以外の人は死なない、
とは思えないようなことも身近でおこり、
そのひとつ、坂本龍一さんの配信ライブが
とても衝撃的でした。
癌になってしまい、これがラストライブと
言われた配信動画を観て
僕は老い、そして死についても
考えるようになりました。
そしてデジタルネイチャーに対しても
抗いたいと思う気持ちが芽生える中、
ついにきた落合陽一さんと宇野常寛さんの対談。
こんなに興奮する対談の生配信も久しぶりでした。
宇野さんは僕らと世代が近いので、
デジタルネイチャーに抗おうとしている
コメントがとても共感できて面白かった。
僕はグルーヴで生きていける
マタギドライヴ的な人間であると
自覚しているけど、
いちクリエイターとして、
抗う創造をつくっていきたいと思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。1時間ちょっとの対談だったけど、本が一冊できるくらい中身の濃い対談でした。坂本龍一さんの配信動画もぜひ。
22/12/15