フィクトセクシュアル

二次元のキャラクターに性的に惹かれる
「フィクトセクシュアル」という言葉、
そして二次元のキャラクターと
結婚した人がいることを知りました。

ニューヨーク・タイムズでも
この「フィクトセクシュアル」について
取り上げられていたようです。

僕もリアルの女性、人間に対して
わりと抵抗感がある方で、
非現実の世界で恋することは多く
「フィクトセクシュアル」については
ある程度共感できます。

漫画やアニメだけでなくて、
僕はyoutubeなどで
アイドルの動画もたくさん見ますし、
アーティストによってつくられた
作品に愛情を持つことだってあります。

異性が男女だけでなくて
いろんな対象があるのは
20代のころにたくさんの偏愛に
触れることができたので
理解もできますし、
僕にもそういう一面はあります。

だから、友達や自分の子供も
「フィクトセクシュアル」になっても
理解はできると思います。

けど、一方で僕は
「不協和音」が好きです。

好きな世界、とくに人間によって
つくられた世界は
リスクが除外されたものが多くて
不協和音を感じにくくなる
ということも、自分のこれまでの人生で
感じてきました。

都合の悪い人間関係の中から
育まれる豊かさの方が
僕は興味があるので、
都合のよい環境、悪い環境に
身を置くバランスについては
自分自身気を付けていますし、
子供たちにもそれは伝えたいです。

っていうか、親子の関係って
子供にとっては都合悪い
と感じることが多いだろうから、
一時的にどっぷりと
フィクトセクシュアルの世界にハマっても
いいのかもしれません。

ただ、forever is not so longで
人生それだけ、というわけにいかないので
歳をとるごとに感じる心と身体の変化に
ピュアであってほしいなとも思います。

技術の進化が人間の心や体も
変容させてくれるので、
都合の悪い二次元キャラもこの先
生まれてくるかもなので、
そしたら僕もフィクトセクシュアルに
ハマルかも。。

今日も来てくれてありがとうございます。竜とそばかすの姫の次回作は、その辺に突っ込んだようなテーマの作品を期待してます。

22/09/24