貢献利益

コロナ以前から課題としていた
物流経費の高騰に加え、
原材料の高騰、物価高によって
もともと利益率が低いと言われていた
ネット通販の小売店は
ますます厳しい状況に立たされています。

とはいえ、EC業界全体では
右肩成長を続けているので、
「やり方次第」で利益を残し
生き残っているお店もあります。

僕の勤める会社でも当然
生き残るために日ごろからスタッフみんなが
チェックしている数字があります。

「限界利益」と「貢献利益」です。

限界利益は
原価や物流経費、広告費などの
変動費を売上から引いたものになるので
主に仕入やプロモーションをする際に
大切な指標になります。

貢献利益は
人件費とその他経費(外注費)などを
限界利益からさらに引いたものになるので、
原価や物流経費のかからない、
僕の部署のbtob事業などでは
とても大切な指標になってきます。
固定費とも言われていますが、
貢献利益の出し方によって、
利益を改善しながら
さらにアップすることも可能なので
僕は最近貢献利益をいかに出すかと
向き合っています。

いつになく仕事話をしていますが、
歳を重ねるにつれてこの
貢献利益についての考え方は
人生を豊かに過ごすための
大切なものだと最近感じています。

昨日のおはようでも書いた
40代になると2周目のことが増えるということは
仕事の対応方法を知っていることになるので
自分で対応する際の工数を減らすことはもちろん、
マニュアル化して外部に依頼することもできます。

これによって新しい時間ができるので、
その時間で新しい取り組みをすることができます。

そしてまたできることが増えていく。
できることが増えることは人生を豊かにして
人生100年時代の後半戦に
とても役立つものだと思っています。

というわけで、今日も貢献利益が出せるように
試行錯誤しながら、仕事を早めに終わらせて
プライベートにも貢献できるように
時間をつくろうと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。めちゃくちゃ忙しい一日を終えてほっとしましたが、10月の前半まではまだ忙しい日が続くので、みんなでがんばります。

22/09/21