落語家の桂枝雀さんが唱えたといわれる
お笑いの基本概念「緊張の緩和理論」を
知りました。
大前提として、人は快感を得る時に、
緊張から解き放たれて緩和する。
その「緩和」の部分が笑いで
緊張がないとお笑いは成立しないというもの。
緊張の緩和の定義をもとに
笑いはいくつかに分類できて
そのうちの一つが「知的な笑い『変』」
というのも面白かったです。
普通なことは『緩和』(安心)で、
変なことは『緊張』である。
笑い=おもしろい=価値に変換すると
面白くて価値のあるものは
緊張がの緩和が必要なんだなと
いろんな点が線でつながった気がしました。
面白い~。
音楽でも緊張の緩和は技法としてあります。
サビに入る前はドミナント7thで
緊張感をつくっておいて
サビ入ったところでトニックに展開するのは
その典型です。
曲の構成だけじゃなくて、
歌い方で緊張の緩和を自在に使う
布施明さんの歌う「時代」があります。
いろんな時代のカバーの中でも
布施さんの歌う「時代」が一番好きです。
緊張の緩和を応用したアイデアで
お仕事やプライベートでも
何かアウトプットしたいなと、
創作の秋にうずうずしてきました。
今日も来てくれてありがとうございます。今日は朝から授業参観に行ってきました。学校も緊張の緩和を感じるな。そういう目線でいろいろ見ると面白い。
22/09/10