制作とは、「実行」ではなく「思考」

日本の文化に影響を受けた
台湾のイラストレーター
高妍(ガオ イェン)さん
という方を知りました。

毎週聞いている細野晴臣さんの
ラジオにゲスト出演されていて
はっぴいえんどや細野さんとの
出会いから生まれた物語を
漫画にしたガオ イェンさん。

村上春樹さんの新刊
『猫を棄てる 父親について語るとき』
の挿絵も担当したりしている方で
この方の情報をインターネットで
たくさん調べました。

インタビューの中で答えていた
『制作とは、「実行」ではなく「思考」』
という言葉がすごくズキュンときました。

アウトプットよりもインプットに時間かけて
刺激を受けた脳内を豊にして
それを凝縮して創作に転化する
と語るガオ イェンさん。

アウトプットができないときは
インプットが本当にできていないなと
痛感することが多いここ10年。

本を読んだり、じっくり音楽を聴いたり、
それだけでなくて、
インプットしたものを自分の中で解釈する時間、
僕の場合それを自転車にのっているときや
移動しているときにその時間にあてています。

そうしないとほぼ仕事と
ダラダラと時間を使ってしまうだけになるので、
移動の時間は僕にとって大切なんだと、
ガオ イェンさんの話を聞いて思いました。

あと、ここで書いていることも。
一日30分くらいを目安に、
何を書くか考え
自分の思考を整理すること。

30分もかけられない日も多くありますが、
なるべく自分の思考を整理して
ちゃんと作品にアウトプットしていきたいなと
改めて思いました。

しかしガオ イェンさんのイラストは
アウトプットにも時間かかってそうだな、、
と思うくらいとっても細かくて繊細。

僕には出せないアウトプット。。
僕なりのアウトプットそろそろ見つけなきゃ。
と焦ったふりをする中年おじさん。
いやいや、40代のうちに必ずつくる!

今日も来てくれてありがとうございます。思考を続ける人は太らない人が多い、という話を聞いたことがあります。僕、最近太ってる。。あせあせ。

22/08/23