傷をなめあう

昨日は職場のメンズ3人で男飲み。
しかもみんなマイハウスを建てた
会社勤めのサラリーマンです。

一人は役者、一人はミュージシャンとして
ドラマに出たり、アメリカツアーをしたり
僕から見たら成功と言えるような二人です。

一見サラリーマンや家を購入するとは
遠い存在にいたように思える僕らが
ちゃんと働き結婚して
家を購入したことについて
いろいろ話して盛り上がりました。

「今買わないと他に買われますよ」
という不動産屋さんの営業トークあるあるとか
ローンを組むときの
ハンコを押す手が震えていた話とか
建ぺい率とは?住宅ローン控除とは?
と検索しまくった日々のことなど、
男三人で傷をなめあうかたちで
お酒が進みました。

その中で話に出た
「サラリーマン最強説」が
少し面白かったです。

一見、サラリーマンは好きなことが
できないようなイメージがありますが、
実はサラリーマンの人の方が
オフの時間を使って面白いことを
やれている人がいるというお話。

たしかに。

僕も音楽活動をしていたときに
好きなことを長く続けるためには
「安定した何か」がないと
困難になるケースが多いなと感じたので
その話と少しリンクしました。

安定した何かというのは
例えばお金、お仕事、家、家族、仲間、
パトロンや投資などもあると思います。

けど、これまでそれらと無縁だった僕らが
好きなことを続けるために
安定を手に入れようとしても
なかなかうまくはいきません。

不慣れな仕事を一生懸命覚えて
マイホームを手に入れようと
一生懸命働く中で、
いつの間にか好きなことを
見失いそうになってしまうことがあります。

サラリーマンが最強になれるかどうかは、
傷をなめあえる仲間がいるかどうか
なのかもしれない、
そう思える飲み会になりました。

少しずつ自分の時間ができてきたら
すきなこと=面白いことを
やっていきたいなと、
最近そういう気持ちが沸いている
中年おじさんです。

今日も来てくれてありがとうございます。今日も休日ですが、仕事の合間に好きなことをやる時間をつくりたいと思います。

22/08/20