デザインに携わったお仕事をずっとしているので
「ブランディング」についてはもう本当に
常に意識しています。
人に会うときも、街を歩く時も
お店に入るときも、何かを買うときも
とにかく「ブランディング」という
フィルタを通して物事を見る癖があります。
米どころ、酒どころ新潟で生まれたので
日本酒のブランディングは
若いころからたくさん見てきました。
ラベルやパッケージのデザインをする人や
お酒好きのカメラマンや、
文章書きの人もいました。
もうとっくに出尽くしている感じがしていて
たまにお酒のお仕事をいただくときに
少し調べると、なかなか難しいなと
感じることが多かったです。
そんな中、今から10年前、
糸井重里さんに影響をうけて
ECに興味を持ち始めたころに、
20歳のころ知り合ったダンサーの友達が
結婚して旦那さんの家業を継ぐために
秋田に嫁ぐことになり
その嫁ぎ先が新正酒造という
歴史ある酒蔵でした。
ダンスミュージックが好きだった二人は
数年後、好きなDJを秋田に呼んで
日本酒と音楽のコラボで世界に
日本酒を広める活動が話題になりました。
「どう見せるか」を
ラベルのデザインや写真やコピー、
いわゆるフロントの部分だけでない、
つながりだったり、視点だったり
見えない部分のクリエイティブによる
ブランディングに、すごいな!と
感動した記憶があります。
あれから10年ほどたって、今
菌ブーム到来とともに?また
新正酒造が注目されているみたいです。
ニュース番組に取り上げられていて
いろいろ記事をみたら
日本酒界のスティーブジョブズ
と言われているんだとか。
ブランディングにおいて
好きであることと研究することって
大切なんだなと思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。僕も好きなことと研究することを続けて自分のブランディングをしていこうと思います。
22/06/14