陰キャは逃げティブ

今年小学一年生になった
友達の子供が不登校で心配という
話を聞きました。

逃げティブを推奨し
多様性とか言っておきながら
いざその状況に対峙すると
心配になります。

ピー君とタマちゃんのクラスでも
不登校の子がいることは聞きました。
二人とも不登校の子を気にする素振りを
見せてくれて安心しましたが、
いつ自分が不登校になるかという
不安も少しはあると思います。

けど、二人ともけっこう
孤独な状況は得意みたいで、
ピー君は友達のいない高校に行き
新しい友達をつくりたいと超前向きだし、
タマちゃんはまわりがキャッキャしていても
輪の中に加わらず、ポツンといる子に寄り添う
そんな姿をみて子供たちを頼もしく思いました。

二人とも「陰キャ」を公言していますが、
多様性の中で陰キャバンザイ!
そういうかっこよさというか、
生き方を見せてくれる漫画やカルチャーが
あるんだなと思いました。

最近「逃げティブ」について
考えさせられることが多いですが、
集団、関係性の中にいながらも
逃げティブな態度をとることはでき、
その中でみる縮図にこそ
ポジティブな多様性を感じます。

先日の参観日でもそう感じました。

不登校になることも否定しないし、
辞めることも離れることも否定しないけれど、
在籍してみんなで一緒にクラスを楽しむって、
お花畑にみえるかもですが、
この社会を大きくすることができれば
世の中もっといろいろ変わるだろうに、
と思います。

僕もお仕事で相変わらず組織からちょっと
特異な目でみられているのを感じますが、
お互い様だろう、と個性的なメンバーと
会話しながら大人な態度も見せながら
うまくやっていきたいと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。最近は、逃げティブの反対の「追うティブ、追いティブ、老いティブ」についても興味があります。「老いながら逃げる人を追いかける」そんなクリエイティブをしたいと、方向性がぼんやり見えてきました。

22/05/17