助けてもらう

責任感の話をしたあとにタイムリーに
ヤングケアラーの特集番組を観て
責任感というよりも使命感で
自分の親を看病する子供に対する
ケア・サポートの在り方を
取り上げていました。

小さいころからずっと
自分の親の看病に人生を捧げた彼らの
サポートはなかなか複雑で難しく、
自分の子供にケアされる親の心境から、
サポートを拒まれる実態があるそうです。

そうすると子供にのしかかってくる
責任感というか、使命感。
それも越えて、生き甲斐になっていたという。

学校にも通えず就職もできず、
40年間、親のケアをしてきて
親が他界したときに
社会復帰できない、
僕と同い年の男性が紹介されていました。

彼をサポート・ケアするために
キーワードになったのが
「つながること」。

同じような状況にある人たちが
つながりあい、他者との関係の中から
自分を見つめなおすこと。

そこから生まれるのは
自立ではなくて、
助けてもらう、という視点だということに
なんだかハッとさせられました。

自己責任とか、無責任とかいうのも
関係性の中で解決できるような
サービスに頼ったり、
心のよりどころになるアイドルに頼ったり、
「逃げティブ」の大切さを
この番組をみてすごく感じました。

助けあえる環境づくり、
助けてもらうという視点、
責任感ある立場にいる人には
ささる内容だったと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。昨日はお仕事で困っている人を助けることができました。助けあえる環境づくりをつくることに責任感を感じています。

22/05/13