ろくでなしブルース

僕は知り合いやお友達に
クリエイターと言われる人が多くいて
SNSなどでつながっているのですが、
その人たちの投稿がときにアツくて
過激で、怖くなるくらい、
素直にいいね!を押せないことが
けっこうあります。

作品はとても素晴らしくて
いいね!じゃ済まないほどの感動があるので
そのギャップに戸惑うこともあります。

斬新な作品が生み出される背景には
その人にしかない、尖った視点があり、
それをアウトプットする
強い意志と実行力があるからだと
思っています。

自分を振り返ってみても
クリエイティブをする人って
そういう傾向はあると思うのですが、
社会的にろくでなしだからこそ
作品が尊いものになるという
一面はあると思います。

だから、僕も一端の
クリエイトする人として、
作品をつくらないと何の説得力もない、
作品がすべてだと思って
お仕事や音楽をしています。

自分の結婚パーティーの締めの挨拶で
うまくしゃべれないので
うたを歌ったことがあります。

あのときから言葉を少し覚えましたが
言葉もまたクリエイトだと
視野がびろがった中でするクリエイティブは
これがまた楽しくて
ろくでなしだという自覚があるので
日々勉強、日々クリエイトと思い
ブルースを奏でています。

昨日は、お仕事でお世話になっている
ちょっと僕より若い人とお酒を飲んで
そんな話をしました。

今の時代、つくるツールは
どんどん進化して操作が簡単になり
クリエイトの領域は手仕事からもっと
広がっていると感じています。

お酒を飲んで接待するのもクリエイティブ。
その場を楽しくするのもクリエイティブ。
そう考えるとブルースも楽しいものです。

今日も来てくれてありがとうございます。自分の音楽が認められないのは世界が悪いからだ、なんてぼやきは聞きたくないですが、そういった視点を音楽を通して感じることができる態度や音、歌詞は好きです。ろくでなしブルースという漫画も好きです。

22/04/12