このへんないきものは、
まだ日本にいるのです。たぶん。
ジブリの名作となりのトトロの
糸井重里さんがつくったコピーです。
このコピー誕生のエピソードを
糸井さんご本人が話した
ラジオを聞いたのですが、
最初は「日本にいないのです」
だったそうです。
宮崎駿監督の自然破壊みたいな
メッセージを強く反映した
ものだったそうですが、
コアターゲットを子供にすることで
「日本にいるのです」と
変えたそうです。
言葉ひとつで、
全然印象が違っちゃうのですから
言葉って態度が出て面白いなと。
*
今、お仕事で、たくさんの人の前で
自分たちの体験からお話をさせていただく
機会をいただいています。
その際に言葉の選び方を
すごく注意しているのですが、
昨日も謙虚な姿勢で
みんなの意見を出しあった中から
生まれたアイデアをシェアして
持ち帰ってもらうことができました。
僕もいいアイデアいただけたと思って
参加できてよかったと思いました。
「共創」といっても、
「どうやって」の具体的な態度で
随分印象が変わってきます。
キャッチコピーも言葉も
関わり方もすべて
態度って大切だなと
一時期マイブームだった
態度経済をもう少し勉強してみようと
思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。糸井さんの若いころの話を聞くと、みんな若いころがあったんだと知ることができてちょっと救われた気持ちになります。
21/11/06