ビジネスをクリエイティブとして
アートに近い感じでとらえている。
つけていたラジオから聞こえてきた
ワードにチューニングすると
その声の主がスープストック代表の
遠山さんであることがわかりました。
この方、面白いことを
たくさんしてらっしゃって
いくつか記事をみたりしましたが、
今回のお話がビジネスとアートの話で
とくに面白かったです。
アートは自分から生まれてくる
クリエイティブであることに比べ、
一人でできないのがビジネスの醍醐味、
自分ができることなんてちっぽけで
みんなを巻き込んでいくことが必要な
ビジネスだけど、そのビジネスの中に
アートの視点を取り入れると
ビジネスが面白くなる
というお話だったと思います。
アーティストには上司がいなくて
自分の発意がないことには何も生まれないし、
自分が怠惰だと何も残らない。
お金がかかるし身を削る、
それでもアーティストをやっている
と、アーティストの特徴をあげていましたが、
僕もアートよりな人間だったので、
すごく頷けるものでしたが
ビジネスのこともここ5年ちょっと
向き合ってみると、
アートのようにはいかないけれど、
と思う部分もたくさん感じました。
それでも遠山さんは
そのアーティストの視点を
ビジネスに取り入れてみると
どうなるかを問うことが
ビジネスを面白くするし、
よりアートを楽しくすると、
そう仰っていたと思います。
僕も仕事をしながら
そのアーティストな思考を
取り入れるように
もがき続けてみようと思いました。
*
9月になり、気温が下がり、
いよいよ芸術の秋が到来。ということで
我が家にアートブームがやってきたようです。
タマちゃんがアート作品募集に
応募したいというので、
絵具を買いに行ってきました。
油絵をやってみるか、
という話も出ましたが、
とりあえず水彩絵の具と
画用紙を買ってきました。
ピー君も、となりで描きはじめ
たまちゃんはデザイン的な可愛い系で、
ピー君は混沌としたアートっぽい色使いで
対照的な二人の絵が面白かったです。
普段の二人の生活の様子を見ていると
描かれる絵も納得だなと思えるものだったからです。
アートは日常のふとした瞬間に
潜んでいます。と思っています。
自分の見ている景色に額縁をつければ
作品にもなるし、そこから
何かを感じることはできます。
そこには効率化、とか利益とかない
アート的な瞬間が切り取られるんだけれど、
生きるというビジネス活動の中で
その二つを混ぜて見ると、
複雑に絡み合う世界が見えてきて
面白いなと思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。井上陽水さんが昔、音楽をつくることは不自然な行為と言っていたのが忘れられません。不自然なことをやり続けていきたいです。
21/09/06