DIYブームみたいのは
数年前からあったと思いますが、
このコロナ禍で
デジタルを使った
モノづくりをする人、
クリエイティブが増えたなと
めちゃくちゃ感じます。
youtubeをはじめたり、
オンラインゲームで
自分のキャラをカスタマイズしたり、
オンラインショップで購入するために
頭の中で自分を着せ替えたり。
これまで作らない手だった人たちが
作り手になっていく
人類みなクリエイターが
本当に実装されるんじゃないかと思うくらい
みんなが手作りをはじめました。
手作りっていうのは、
アナログだけじゃなくて、
youtube動画なんか見てるとよく
手作り感を感じますが、
再生回数の少ない動画を見つけた時は
民藝を見つけたような喜びがあります。
これは、僕が音楽活動をしていたときも
似たような感覚を覚えていて
アマチュア的な創作物の中に
民藝性みたいなのを感じて
愛でたくなります。
それは予定調和ではなく、
不揃いの、美しさなのかどうかも
「わからない」けど、魅力的な
そういうところに僕的に
民藝性を感じます。
それはきっとコロナ前から
緩やかに僕たちと一体化してきた
デジタルというツールが
このコロナで一気に
世界の見え方を変えてくれた気がします。
商業的なプロフェッショナルがゆえに
作り出せない民藝の魅力。
そんなことを身近な人たちから
すんごい感じるから、
僕も仕事ばかりしてる場合じゃないと思い、
一ミュージシャンを目指して
手作りをカタチにしたいと思いました。
今日も来てくれてありがとうございます。こういう有事な時代に、歴史的なアートがたくさん生まれていますが、みんな新しい価値感を見つけたいんだろうな。こんな二度とないような時代に、鑑賞する側でなく、手を動かす人間でありたいです。
21/05/29