プロジェクトに新しい人員が参画しても、
貢献できるレベルにまで慣れるには時間がかかり、
またその人のパフォーマンスよりも
チーム内のコミュニケーションコストが上回り、
結果的にプロジェクトはさらに遅延してしまう。
プロジェクトは必ずしも
工数の足し算で計算できるものではない、
という「ブルックスの法則」。
これを昨年末に知ってから、
とはいえ、どうやってこの課題を解決しようか
ずっと考えてきました。
ブルックスの呪いに縛られてしまうと、
テレワークの環境だととくに
リソースオーバーで自滅してしまいます。
リスク分散しながらみんなで成長していくために
「スクラム」という手法を取り入れてみました。
ビジョンを明確にして役割を与えることを
いろいろ実践してみたところ
3ヶ月ちょっとやってみて
ようやく手ごたえを感じ始めてきました。
このスクラムの基本的な概念としてある
「拡大」でなくて「拡張」するんだということが
腑に落ちるようになってきました。
食品ロスとか、誰一人取り残されない社会とか
そういったビジョンは、
ブルックスの法則を突破するための
スクラムの考え方が必要なんじゃないかと
ラジオ聞きながら仕事をしていると
たまに思います。
昨日は、この手ごたえを
みんなで感じてくれたようで
うれしかったです。
そういう視点でスポーツ、とくに
ラグビーとか見ると泣けます。
今日も来てくれてありがとうございます。仕事ってスポーツみたいだな。ベンチに座れないメンバーにも役割があると、教わったのを思い出しました。
21/04/15