インターネットに衝撃を受けたのは
あの当時ハマっていた
村上隆さんの言葉を借りると
「スーパーフラット」になること、
つまり「みんな同じ」になれることでした。
デザインするという行為は
誰にでもできるはずなのに
洋書を持っている人や
一部の人しかリーチできない情報を武器に
専門的といわれていたお仕事だったのが、
インターネットの登場で誰でも
情報にリーチできるようになりました。
社長と部下、憧れの著名人と自分、
売り手と買い手、見知らぬ海外の人と自分、
インターネットにプライベートを
公開することで、
立場の違う人たちと
つながることができるようになりました。
勉強ができなくたって、
好きなことが見つかれば、
とことん情報をゲットしたり、
チャレンジすることは
インターネットのおかげで
以前よりも容易になりました。
みんな同じ環境でスタートしても
多様なコースが生まれる
楽しさを感じました。
今度は、新型コロナウィルスのせいで、
再び、みんな同じ環境になりました。
しかも世界全部一緒に。
インターネットの存在があるから、
大丈夫と思えるはずなんだけれど、
現実はそうでない部分がたくさんあります。
この条件の中で、どんな多様性が生まれるのか。
みんなが模索している感じが、
すごくクリエイティブで刺激的です。
刺激的な一年が終わります。
そしてこの一年でいろいろと生まれたものが
これからたくさん開花していくんだろうな。
僕もすごく成長できた一年でした。
目の前の課題を解決すること、
どんな道を選んだとしても
これは共通のフォーマットだなと、
そのことがしっくりときました。
今日も来てくれてありがとうございます。この考え方で、曲作りも頑張ろうと思いますー。
21/03/27