消えないデータ

情報化が進む中で
いろんなことをデータ化することで
たくさんのことが効率化される反面
懸念されている一つに
「消えないデータ」があるそうです。

この何が問題かって、
若気の至りが許されないような、
消えないデータを心配して
失敗がしにくい、
挑戦のしにくい社会になるのでは
という懸念があるという記事を読みました。

読んだときは、たしかに、と思ったけど
よく考えてみると、
データ化されなくたって、
失敗を取り戻すのって大変ですし、
それだけ失敗は怖いものでもあります。

もうすぐ10年になる僕のお仕事では
「レビュー」というのがあります。

たくさん販売させてもらった商品の中で
よいレビューもたくさんあれば、
悪いレビューをいただくこともあります。

レビューは書き換えられるものもありますが、
書き換えられないレビューもあります。

ずっと残る悪い評価。
販売件数は減ったとしても
それでも売れる商品。

消えないデータをフォローするように
商品やサービスを改善して
それをページに載せることで
消えないレビューは
アップデートされることがあります。

なので、消えないデータというのは
そんなに心配するほど、
怖くないのではと思っています。

ちゃんと改心して励むことで
消えないデータがあったからこその
信頼が生まれたりもします。

最近営業の仕事をするようになり
第一印象はすごくマイナスな印象を
与えてしまったけれど、挽回できて
褒められたことがありました。

そう考えると消えないデータは
武器にもなることもあり、
諦めない人として、
新しい印象を与えることもあります。

データが消えたり書き換えられるのは
怖いけれど、このサイトでも
過去の記事を読み返すと
恥ずかしさもあり、うらやましさも
感じるのです。

今日も来てくれてありがとうございます。そういう視点からみても、日記をオンライン上にアーカイブして公開することは、なかなか面白いことだと思います。

20/10/30