小さいころから絵を習い、
デッサンが少しできるようになり、
専門学校では情報処理を少し学び、
印刷会社に約10年務め、
今の職場では簡単なプログラムを書いたり
している僕にとって、
「プリント」って僕の人生に一貫した
大切な要素な気がします。
プリントはアウトプットすることばかりでなく、
インプットされるものも自分の心に
カタチとして刻まれるのだと勝手に思っています。
例えば、僕は出会う人のことを
「○○に似ている」とビジュアル的に
インプットすることが多いです。
昔の家の近所には、細野晴臣にそっくりな
ママさんがいたし、
今の家の近所にはお笑い芸人の小藪さんに
そっくりな人がいます。
その人たちは、僕の中で
そっくりな著名人としてプリントされて
勝手な思い込み、先入観を持ちます。
ポジティブなインプットが多いですが。
なので、音楽を奏でているときは、
その場にいる人たちの心の中に何らかの形で
プリントできるようにと意識していたし、
そこから僕という存在を認識してもらうことは、
音楽でなくても、今でもずっと
意識していることです。
変に意識していた時期もありましたが、
歳を重ねるごとに、意識せずとも、
過去の事実を並べれば、
多少ユニークな印象を持っていただけるようで、
だから、どれだけ「きちんと」を装っても
僕の印象って変なクセが
残ってるんだろうなと思います。
*
今日は朝からタマちゃんのバスケの
付き添いに行ったのですが、なんと
同じ小学校から体験入団で来ていた子がいて、
その子のパパと話してみると、
ピー君と同級生のお姉ちゃんがいるということで
いろいろ話がはずみました。
お姉ちゃん伝えで聴いたピー君の印象は
「よくJOJOの話をするヒカル君」だそうで、
これはまた、ユニークなプリントのされ方だなと
思わず笑っちゃったけどうれしかったです。
さらに、これまでどんな習い事をしてきたか
という話で、カポエイラやスケボーの話をしたら
めっちゃ盛り上がりました。
というのも、そのパパさんは
HI-STANDARDというパンクバンドのボーカルに
そっくりだったからです。
JOJOが好きでスケボーしたり
音楽もキングヌーが好きだったり、
なかなかクセのあるプリントができている
ピー君。
けど、クセがないこともクセになってる
ような多様化の時代だから、
みんながみんな自分の個性をプリント
したTシャツを着ているんだろうな。
わかりやすくていい時代だと思う。
と、朝からプリントのことを
考えさせられました。
今日も来てくれてありがとうございます。寝不足で顔色悪くマスクをしながらへらへら笑う僕はどんな風にプリントされたのかな。最近不審者情報がたまに出るけど、どうか僕でありませんように。
20/10/18