かぶき踊り

演技が面白くて毎週観ていた
ドラマ「半沢直樹」が
終わっちゃいました。

デジタル化が進む世の中で、
前置詞のターゲットが明確にされた
ドラマだったので、
ハマっていた人の中には
爽快感を感じた人も多いのではと思います。

「倍返し」という言葉の陰に潜んだ
一人の人間の失敗を「正義」のもとに
よってたかって成敗するなんて、
なんて恐ろしい絵図だろうと
インターネットでの炎上を
連想してしまうシーンもありました。

そんな場面も歌舞伎のような
見ごたえのある演技で「詫びろ」と!
思わず歌舞伎で飛び交う「○○屋~」の
かけ声を投げたくなるような気持ちに
させられてしまいました。

むかーし、外国人の友人に
歌舞伎について説明することがあったので、
少し歌舞伎を調べたことがありますが、
女性が男性の扮装をしてはじまったはずの
歌舞伎が、今では男性が女性の扮装をして
いるかのような設定の錯覚に
なんとも深い面白みがあるなと
勝手に解釈して興奮していました。

「AI(人工知能)は女性的」
なんてことも言われている
女性がますます活躍する時代、
男性は相変わらず友情だの歴史だの
言っていますが、
男性が女性の扮装をする芸事が
これからもっと増えてくるのかもな
と思いました。

僕もそろそろ料理できるように
ならないと。。

今日も来てくれてありがとうございます。「ええじゃないの~」の面白さが懐かしい。。

20/09/28