できたものに対してしか
モノが言えない人が殆どなんだよ。
というか、デザイナーっていうのは、
言われる立場なんだよ。
だから、前もって調査したり、
打合せしたり、それでも
できたものに対して批判をたくさん
いただいたとしても、
ブレずに通せるか、
補足の説明やアーカイブ化する中で
納得してもらえるか、
そこも踏まえてデザインなのだ。
と、僕に叩き込んだのは、
20歳のころに働いていた
エディトリアルデザインの
会社の社長でした。
*
こんなタイミングでやるの?と
考え方の違いから想いをぶつけあわせ
それだけでも疲弊しながらも、
今やらなければ、と
危機感、使命感を持って
新しいスタンダードを模索されている方が
僕の周りには何人かいらっしゃいます。
とくに音楽業界の人たちは
いろんな試行錯誤をされています。
夜に見たピアニストの反田恭平さん、
新しい音楽の可能性を模索してらして
すごく勇気をもらいました。
今の時代こそ、
スーパーフラットなのかも。
こういう時代で大切なのは、
やったのか、やらないのか
なんだろうな。
そしてこういうときこそ
隣人の存在はとても大切なのだと、
エディトリアルデザインで
お兄ちゃんのように僕に
いろいろ教えてくれた
ひとつ年上のお兄さんを思い出しました。
今日も来てくれてありがとうございます。夜空をみあげていると、ひとりじゃない、と思うことがあります。昨晩、ピー君が「きれいな月だ」と言って僕をベランダに連れ出してくれました。とってもきれいなお月さまでした。何人の人が昨晩そう思ったのかな。
20/08/03