呼吸をこれほどまでに
意識することがあったでしょうか。
昨日の内視鏡検査は
生きていることを確かめるように
深呼吸をしました。
ガチガチに緊張した僕を
研修中の看護婦さんが
リラックスさせようと
いろいろ話かけてくれたんですけど、
もうその記憶はありません。
鼻と口に麻酔をして
鼻から鉛筆より太いんじゃないかという
管をいれようとするのですが、
入るわけがありません。
頭蓋骨に響くような痛みを感じて
本当に死ぬんじゃないかと危機感を感じて
看護婦さんの手を叩きまくって
両鼻から試してみたのですが入らず
先生も鼻からの突入を断念。
口からと言われ
再度念入りに口に麻酔をされ
いよいよ口から管が入ります。
嘔吐するときの感覚が長く続き、
カラダが緊張状態になるので、
リラックスするために深呼吸。
すると、管が体の中に入っていくのを
すごくリアルに感じて、
気持ち悪くなるのですが、
それでも深呼吸。
とにかく深呼吸をやめたら
大変なことになるんだ、
と、もう涙を流しながら
必死で深呼吸をしました。
約2分間、深呼吸を続けて
カラダの中の隅々まで確認してもらいました。
先生は、「きれいなお腹の中でしたよ」
というようなことを言ってくれたけど、
その記憶もうっすらです。
とにかく終わったんだ、
生きているんだということを
確かめるように終わってからも深呼吸。
たった一度きりの人生、
悔いのないように生きたいな、
と唾を飲み込むのを我慢しながら
会社に向かいました。
今日も来てくれてありがとうございます。深呼吸を毎日の中に取り入れていこうと思います。内視鏡検査はもう二度とやりたくない。。
20/07/01