ソウルフード

昨日の夕飯にお蕎麦が出ました。
お蕎麦を食べると
テンションが上がります。

小さいころから、
特別な日に食べるものとして
僕の中にインプットされたお蕎麦。

僕の故郷は美味しいお蕎麦で
有名な地域だったから、
ちょっと誇りみたいなものもあります。

お蕎麦と一緒に出てくる
天ぷらもにも思い入れがあります。
初めて、自分のお金で地元のお蕎麦屋に入り、
舞茸の天ぷらにお塩をちょっとつけて
食べた日のことを今でも覚えています。

弟が食べ盛りになったころから、
特別なイメージのあるお蕎麦を
大食いハンターのように
ペロリと食べ上げてしまうことに
もったいないなぁ、
なんて思った記憶もあります。

お蕎麦は味わって食べるもの、
思い出も一緒に食べるもの、
食べることで誇りを持つことができる、
そんな食べ物があるって
なんだかうれしいなと思いました。

ソウルフードっていうのかな。

東京で生まれた子供たちにとって
何がソウルフードになるのかな。

お蕎麦と天ぷらに興奮した
子供たちをみて、
昔の自分を少し思い出しました。

今日も来てくれてありがとうございます。長い時間軸の中で自分を見ると、目の前のことに対して、少し気分が楽になるように思います。

20/06/10