疫病をこえて 人は何を描いてきたか

こういうときにメディアの
質が問われる気がしますが、
NHKはいい番組が多いなぁ、と。

普段からタイミングがあうときに
ちょいちょい観ている日曜美術館で
「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」
という番組をやっていて
めっちゃ面白かったです。

ルネッサンスの前にペストがあったり、
美しいものの誕生の陰には
疫病や災害や内乱があり、
人々の不安や恐れの中から生み出された
芸術であることを紹介していました。

闇が深いほど光輝く。
光を希求する。

もちろん、医療現場では
「戦う」「勝つ」という言葉が
使われますが、同時に
病との戦いではない側面の
「向き合い共に生きていく」
という役割にクリエイティブがあった、
その人類の歴史がとても興味深かったです。

「戦う」という視点になると
勝つために原因を調べる中で、
誰かが悪者になったりしますが、
芸術は、それを含めたうえで
光を描いていく。

ルネッサンスのときに
天井人の聖母マリアが
現世人にかわったような、
僕たちはこの疫病と向き合い、
新しい価値を見出して
これまでの歴史のように
乗り越えていくんだなと
勇気づけられました。

希望を描けるんですよね人間は。

疫病を克服するためには
科学者による研究が必要だけど、
希望を描くのは誰にでもできます。

別に絵を描かなくても
写真を撮ったり、日記を書いたり、
毎日を少し楽しくしようとしたり。

不安や不満を口にするのも容易ですが
希望を描くのも容易です。

時間がある人は歴史に触れてみてほしいし、
僕も時間がほしいし、歴史を勉強したいです。

ひとまず僕は目の前の仕事をがんばります。

今日も来てくれてありがとうございます。番組で100歳をこえた入江一子さんという美術家が紹介されていて、絵を描きたくなりました。週末、久々にイラストのお仕事いただき描いていたので、なおさらそう思いました。

20/04/27