空気と水

全国に緊急事態宣言が出てから
初めての週末。

深夜のNHKで面白い番組が
再放送されていました。
「空気」と「メディア」のお話。

「自粛ムード」の中、
メディアの在り方を問うような
ナイスなタイミングでの放送。

私たちの暮らしが大きくが変わると
不安になる一方で、
私たちの不安を払拭してくれるのが
片足を突っ込んでいた
インターネットの世界です。

インターネットの世界は
これまで「水を差す」役割だったのに、
自粛ムードの中
救世主になっているなと感じます。

僕の場合、片足ではなく、両足とも
インターネットの中に身を置いて
お仕事をする人間として感じます。

今、現状でも
自粛ムード=空気で、
インターネットが水、
みたいに思われているけれど、
今後はインターネットが空気になり、
マスメディアは水になりえる、と思うし、
多様性の代表的存在の
インターネットの中で感じる
空気とはどんな世界なのか、
とても興味深いです。

自粛ムードの中数週間たちますが、
今のところ、
けっこうアナログな我が家も
なんとか楽しく家の中で過ごせています。

趣味を深堀したり、発表したり、
つながったり、
youtuberになったり、、
インターネットがあれば
楽しい可能性がたくさん見つかります。

自分の空気を持ちたいと思うし、
子供たちにもそうなってほしいなと
親の空気で子供に接するのですが、
子供たちは真水のように
その空気をぶち壊すのです。

インターネットよりも、
コロナよりも、
子供たちの未来の方が
いい意味で怖い。笑

画一の時代も孤独の時代も
ビッグブラザーの時代も
二十思考の時代も超越したような
新しい空気の中で生きる子供たち。
僕らが作ろうとする世界を
一歩も二歩も超えていってほしいです。

今日も来てくれてありがとうございます。僕はひたすらピアノとギターに触れています。僕が奏でた曲を嫁ハンが歌ってくれることがたまにあるのですが、すごくうれしい。子供たちも僕の空気から何か感じてくれたらいいな。と、まるでDJのように毎日を楽しんでいます。DJも空気をつくるな。

20/04/19