ひきこもり

多様化なんて言われてから随分たち、
クラスに一人しかいないようなタイプの僕でも
随分と生きやすい時代になったと思います。

たまに調子にのって、周りが悪い
みたいな考え方をすることがありますが、
自分がマイノリティであることを忘れないように
注意して過ごしているつもりでございます。

下剋上的なマインドは持たず
アンダーグラウンド思考というか、
必死で自分の大切な部分?かもしれない
執着心をいいわけにマイペースにみせかけて
自分らしさみたいなものが消えないように
生きている僕は、どちらかというと
「ひきこもり」に部類される人間です。

一日中ずっと家の中にいても苦でなく、
いい加減やめようかなと思うくらい、
インターネットに没頭してしまう癖があり、
もしもインターネットを奪われたとしても
想像力が発動して、ブリコラージュ的な感覚で
周りにあるものできっと何か作業をし続ける。

続けるからには、作業の中に
楽しみをつくることができる。
引きこもりの人って、
クリエイトの才能がある人が多いと思います。

ネットサーフィンもすごいと思う。

「隣の部屋から兄貴の奇声がきこえてきた。。」
「顔いろ悪いよ、日光浴した方がよくないでか?」
これまで、ひきこもりに対して
マイナスなイメージが多かったかもしれませんが
これほどまでにひきこもりが注目されることは
なかったかもしれません。

救世主になるかもしれないひきこもり。
どうやら、今後の世の中は、
そういった世界にシフトしていくだろうと
言われている記事をいくつか見ました。
僕もそんな気がします。

ひきこもりをベースに考えた社会は
めちゃめちゃ開拓の余地があるし、
日本が先進国になれそうなマニアやオタクが
活躍できる大チャンスだと思います。

そこで大切になってくるのは、
僕がここ数年で身に着けていた
場に馴染む力よりも、
自分らしさになってくると思います。

それでも、その自分らしさって、
外に出て初めて気づくことって多いんだなと
実感しました。

僕はここ数年で太ったけれど、
ダイエットすることなく、
引きこもりの自分自身にすぐに
チェンジできるような
そんな術を身に着けたいなと思います。

今日も来てくれてありがとうございます。それにしても学校というのはすごい強制力のあるものなんだな。長い春休みの間の子供のだらしなさといったら。。自粛っていうのは、高度なスキルなんだなと思う。ひきこもりも同じくスキルだと思う。現象ではなくスキル。そういう時代に突入するのだと思います。

20/03/29