友達価格

ちょっと昔に話題になった
友達価格。

あれ、あのあと
どうなったんでしょうね。

安売りすると業界価格が下がったり、
自分の価値を下げちゃうっていう
受注側の言い分でしたが、
あのあとインターネットやSNSが
より身近になって友達価格っていうか、
原価もわかるし、いろんなツールが
つくられるようになっちゃいましたからね。

インターネット以前に
デビッドボウイの評価を
「sympathy vote」
彼の価値を「同情票」と
表現しているという記事を
読んだことがあり今でも覚えています。

価値・対価っていうのは、
「同情」みたいなものがもとに
あるんだろうな、
と僕はずっと思いながら生きてきたので、
仕事で見積りを出すときだけでなく
自分の価値をみるときに、
身近な人に喜んでもらえることが
一番の喜びにするようにしました。

さてさて、テレビをつければもう
不安タスティックな報道ばかりで、
大不況に向かっていくんだろうなと
感じながら、どうやって稼いでいくか、
生きていくかを考えるのですが、
地に足をつけて、手を動かしながら
きっちりとお仕事をしていきたいなと思います。

ここまで感じてきたことは
身近な人の評価って、
すぐにいただけないというか
時間軸の中でいただけるもの
だったりすると思うのです。

だから、僕が今友達だと思っている人、
一方的にかもだけど、
友達だと思っている人には
いつかまた評価いただけるように
がんばって生きようという
所存でございます。

今日も来てくれてありがとうございます。ちなみに個人的には、友達価格で発注するのは心苦しいので、僕は友達をお仕事に巻き込むことはあまりありません。矛盾しているようですが、僕が友達価格でやるのは喜んでお受けします。

20/03/14