「国民」ではなく
「みなさん」という言葉を使い
平成の天皇と違うかたちの
「国民に寄り添う天皇陛下」を披露した
令和の天皇さま。
インターネットが普及して
コンピューターを管理する中で、
より人に対しての関わり方が
変わってくるんだな、と
僕はそう受け止めました。
*
この「寄り添う」って言葉、
僕もこのおはよう学級をはじめるときに
素敵だなと思ってお仕事でもよく
使っていたけれど、
最近この「寄り添う」って
大変だよなと思います。
そうやすやすとは使えないぞと思う。
コンピューターと人間らしさが
大きく二分化されると思いきや
実は人間はコンピューターのおかげで
可能性が広がって
どんどん多様になっています。
「あなたに寄り添う」
はできるかもしれないけれど
「あなたたちに寄り添う」は
めっちゃ大変そうです。
そんな多様化の時代の中で
「寄り添う」っていう言葉を
避けるようになっていた自分がいました。
*
街づくり、地域おこし、という
大変なお仕事をしている友達がいます。
彼女の活動をSNSで拝見すると
寄り添っているなー、
と思いながら感心しています。
僕にはできない。。
けど、女性だからちょっと納得というか、
暮らしを運用しているママは
寄り添いのプロだと思うから。
男で「寄り添う」とかいうと
信じられないけれど。。
けれど、今回の天皇即位の姿を見ながら、
その友人の活動をみながら、
そして嫁ハンの姿をみながら、
僕も何かに寄り添う気持ちを
もう一度見つめなおしてみようと
思わされました。
寄り添うってつまり「ていねいに」。
そうだ、最近すっかり読んでなかった
松浦弥太郎さんの本でも読もうかな。
今日も来てくれてありがとうございます。天皇即位の日はあいにくの雨。それどころじゃない人も多いかもしれないけれど、寄り添おうとする態度が唯一、前に進む道を開くのかもしれないですね。
19/10/22