寄り添う

「国民」ではなく
「みなさん」という言葉を使い
平成の天皇と違うかたちの
「国民に寄り添う天皇陛下」を披露した
令和の天皇さま。

インターネットが普及して
コンピューターを管理する中で、
より人に対しての関わり方が
変わってくるんだな、と
僕はそう受け止めました。

この「寄り添う」って言葉、
僕もこのおはよう学級をはじめるときに
素敵だなと思ってお仕事でもよく
使っていたけれど、
最近この「寄り添う」って
大変だよなと思います。

そうやすやすとは使えないぞと思う。

コンピューターと人間らしさが
大きく二分化されると思いきや
実は人間はコンピューターのおかげで
可能性が広がって
どんどん多様になっています。

「あなたに寄り添う」
はできるかもしれないけれど
「あなたたちに寄り添う」は
めっちゃ大変そうです。

そんな多様化の時代の中で
「寄り添う」っていう言葉を
避けるようになっていた自分がいました。

街づくり、地域おこし、という
大変なお仕事をしている友達がいます。

彼女の活動をSNSで拝見すると
寄り添っているなー、
と思いながら感心しています。

僕にはできない。。
けど、女性だからちょっと納得というか、
暮らしを運用しているママは
寄り添いのプロだと思うから。

男で「寄り添う」とかいうと
信じられないけれど。。

けれど、今回の天皇即位の姿を見ながら、
その友人の活動をみながら、
そして嫁ハンの姿をみながら、
僕も何かに寄り添う気持ちを
もう一度見つめなおしてみようと
思わされました。

寄り添うってつまり「ていねいに」。
そうだ、最近すっかり読んでなかった
松浦弥太郎さんの本でも読もうかな。

今日も来てくれてありがとうございます。天皇即位の日はあいにくの雨。それどころじゃない人も多いかもしれないけれど、寄り添おうとする態度が唯一、前に進む道を開くのかもしれないですね。

19/10/22