タモリ倶楽部

いろんな人がいるなー、
という飲み会はわからないことが多く
刺激的だったりするけれど、
そんな飲み会が終わってから
帰宅してTVをつけて静かに観る
タモリ倶楽部を観る時間、
好きだなぁ。

タモリ倶楽部は、ニッチやマニアック
という形容詞が似合う
毎回各ジャンルのオタクな人が
登場する番組です。

「全世代にみてほしい」なんていう
番組制作側の思いがあるらしいけれど
毎回見る回によって自分にとって
けっこうアタリはずれがあります。

昨日はアタリで面白かったですが
はずれのときはTVを消して
寝ちゃいます。

いろんな人たちが一つの場所に集まって
乾杯するのもいいけれど、
いろんなマニアックな人の中から
興味というか雰囲気の波動があって
TVの前で乾杯するのも
同じ多様性だよなぁと思いました。

乾杯したくない回は
みなきゃいいっていう。

駅前留学しているとき、
外人さんはそういう考えの人多かった
印象がありました。

いろんな人が集まる中でも
無理しなくてもいいんだよっていう。
外人さんには宗教的な理由も強いと思いますが、
「個」があるんですよね。
「あなたとは違う」というのが前提にあるから
日本人の村社会みたいなのがない。

昨日は地方の企業の人と飲んだのですが、
東京の人たちの飲み会の
ゆるさに憧れていました。
その彼は若いんですけどね。

けっこう偏見入ってますが、
僕のまわりをみると
地方の方が地域のつながりとか、
付き合いとかを大切にしていて
文脈を大切にするザ・男社会の
印象が僕にはあります。

けれど、世界や東京でも起きているように
タモリ倶楽部みたいな飲み会が
地方でたくさん見れるようになる日も
そんなに遠くないような気がします。

それは、誰かが頑張ったとかではなく
すごく自然に、ナチュラルに、
変化していくような気がします。

そうするときっと、
スナックの在り方が変わると思っていて、
というか、経堂のスナックとか
結構前から尖っていて、スナックの
未来が見えて面白いです。

僕の50過ぎたらやりたいことの一つが
スナックなのですが
タモリ倶楽部みたいなスナックを
作れたらいいなぁ、と思ってます。

今日も来てくれてありがとうございます。久しぶりに家でゆっくりお仕事デー。家のお掃除をしながら、ピー君のバスケの帰りを待ちます。

19/09/07