たまーーーに褒められる

僕はたまーーーに、人様に
褒めていただくことがあります。

調子にのらないように気を付けていますが、
もっと褒めてもらってもいいんだけどなぁ、
とけっこう本気で自分に失望することも
あるのですが、、。

けど、褒められてばかりの毎日もまた
本当かよ、って思っちゃうんだろうな。

何をやっても褒められる人も稀にいますが、
多くの人はそうでなくて、
野球選手だって3割打てば褒められます。

たまーーーに褒められるくらいが
ちょうどよいのではないのでしょうか。

子供は褒めて伸ばせ
なんて言葉もありますが、
褒められないことに対する適応力、
というか「すかし」力は
身に着けておいた方がいいと思うけれどな。

だって、40歳になって僕は、この
たまーーーに褒められることが
すごくうれしく思うようになりましたから。

すごく少数派なのかもしれない一声に
励まされ、自信になることもあります。

30代のころはもっと褒めて~と
本気で思っていましたが、
40歳になると一声が超大切!

それまでは、ひたすら「すかす」。
逃げる。
逃げティブ。

多様性の時代。
居心地が悪ければ別の世界を見つけて
ダイブすることだってできるのですから。

昨日は夏休み明けの月曜日、
新学期の始まりの日という
学校も多かったと思います。

全国的に夏休み明けが重なる日
9月1日は、子供の自殺が
集中する日なんですって。

そんな9月1日に
「どうか、生きてください」と
思いを遺した方がいることを
先日知りました。

女優の故・樹木希林さんです。

娘の内田也哉子さんとの共著
「9月1日 母からのバトン」の中で、
「必ず必要とされているものに出会うから。
 そこまでは、ずーっといてよ。ぷらぷらと」
という希林さんの言葉がすごく
心に残りました。

僕には「下を見る論」があります。
世の中には自分よりも悪い環境の人がいる
と思うことです。

そうすると、不思議と心が軽くなる、
これはいじめられた経験のある
僕の持論です。

だから、僕の子供たちには
どうか僕を下に見てほしい。

そしてもしも、
目の前が真っ暗に
なってしまったときに
僕を思い出してほしい。

そして僕は、子供に寄り添って
強がって、こんな言葉をかけてあげたい。

  たまーーーにしか
  褒められない父ちゃんは
  毎日こんなにも
  楽しそうに生きてるぞ、と。

「旦那様」とか「パパかっこいい」とか
そういうのはなくていい!

うちの嫁ハンは、まぁ、子供の前で
僕のことを褒めてくれないからね。

そっちの方がいいと思う!
いいと思うことにした!!!

だから、生きてください。

少なくても父ちゃんよりは
マシな人生送れるよ、君たちは。

今日も来てくれてありがとうございます。だから昨日は、少し早めに帰宅して子供たちとお話したのさ。子供たちは僕の話に耳をかさなかったけどね。。

19/09/03