僕はたまーーーに、人様に
褒めていただくことがあります。
調子にのらないように気を付けていますが、
もっと褒めてもらってもいいんだけどなぁ、
とけっこう本気で自分に失望することも
あるのですが、、。
けど、褒められてばかりの毎日もまた
本当かよ、って思っちゃうんだろうな。
何をやっても褒められる人も稀にいますが、
多くの人はそうでなくて、
野球選手だって3割打てば褒められます。
たまーーーに褒められるくらいが
ちょうどよいのではないのでしょうか。
*
子供は褒めて伸ばせ
なんて言葉もありますが、
褒められないことに対する適応力、
というか「すかし」力は
身に着けておいた方がいいと思うけれどな。
だって、40歳になって僕は、この
たまーーーに褒められることが
すごくうれしく思うようになりましたから。
すごく少数派なのかもしれない一声に
励まされ、自信になることもあります。
30代のころはもっと褒めて~と
本気で思っていましたが、
40歳になると一声が超大切!
それまでは、ひたすら「すかす」。
逃げる。
逃げティブ。
多様性の時代。
居心地が悪ければ別の世界を見つけて
ダイブすることだってできるのですから。
*
昨日は夏休み明けの月曜日、
新学期の始まりの日という
学校も多かったと思います。
全国的に夏休み明けが重なる日
9月1日は、子供の自殺が
集中する日なんですって。
そんな9月1日に
「どうか、生きてください」と
思いを遺した方がいることを
先日知りました。
女優の故・樹木希林さんです。
娘の内田也哉子さんとの共著
「9月1日 母からのバトン」の中で、
「必ず必要とされているものに出会うから。
そこまでは、ずーっといてよ。ぷらぷらと」
という希林さんの言葉がすごく
心に残りました。
*
僕には「下を見る論」があります。
世の中には自分よりも悪い環境の人がいる
と思うことです。
そうすると、不思議と心が軽くなる、
これはいじめられた経験のある
僕の持論です。
だから、僕の子供たちには
どうか僕を下に見てほしい。
そしてもしも、
目の前が真っ暗に
なってしまったときに
僕を思い出してほしい。
そして僕は、子供に寄り添って
強がって、こんな言葉をかけてあげたい。
たまーーーにしか
褒められない父ちゃんは
毎日こんなにも
楽しそうに生きてるぞ、と。
「旦那様」とか「パパかっこいい」とか
そういうのはなくていい!
うちの嫁ハンは、まぁ、子供の前で
僕のことを褒めてくれないからね。
そっちの方がいいと思う!
いいと思うことにした!!!
だから、生きてください。
少なくても父ちゃんよりは
マシな人生送れるよ、君たちは。
今日も来てくれてありがとうございます。だから昨日は、少し早めに帰宅して子供たちとお話したのさ。子供たちは僕の話に耳をかさなかったけどね。。
19/09/03